推薦入試対策は、小論文の書き方に移ってきております。
国語の真似びの方で、小論文の書き方2をアップしました。
詳しくは、そちらのページで書き方を学びましょう。
こちらでは、基本的な考え方だけ、重なってしまいますが、紹介しておきます。本当に書く人は、国語の真似びでしっかり学んでくださいね。
書き方はひとつではない!
まず、当たり前のことですが、どんな小論文の問題にも通用する書き方、なんていうものはありません。
やるべきことはただひとつだけ。
問題で指示されたように的確に書くこと
です。
これ以外にないのです。
だから、「どんな問題でも、このやり方で書けるよ」という甘い誘惑は間違いです。もちろん、たまたま問題の要求に沿うこともあるので、絶対に不合格とはいえませんが、リスクが大きすぎます。
まず、そういう安易な発想を戒めましょう。
「書き方」も違うベクトルで二つある。
そのうえで、小論文の問題を分析して、分類するとしても、これも違う方向性で分類することができるのです。
1 文章構成をどのようにするか?
まずは、こちらが「書く」わけですから、その「書く」パターンとして分類ができます。
「資料を分析し、わかったことを書く」「あなたの意見を聞く」「対策やアイディアを提示する」「討論をして相手を説得をする」「同じような例をあげる」
などなど。
要求することが違えば、当然「書く」パターンも変わりますよね?
2 出題形式がどのようになっているか?
続いて、「書く」前に、問題がどのようにできあがっているか、という視点です。
「何も与えられず、テーマから自由に書く」「文章が与えられる」「資料が与えられる」
などのパターンです。
当然資料が与えられれば、それを正確に読み取れたかが問われますし、文章が与えられれば、ひとまず作者の主張をきちんと読み取ったかが問われます。
つまり、このふたつの「書き方」の「組み合わせ」で、書き方が決まってくるということになります。
小論文を書くまでにすること。
そして、大事なことは、どう原稿用紙に向かうか、です。下書きをするのかしないのか、などなど、どうやって書くことを決め、原稿用紙に向かうか、というのも、また違った「書き方」ですよね。
結論からいえば、書くことが決まってないのに、原稿用紙に向かってはいけません、ということになります。
というわけで、そのあたりを詳しく説明しましたので、しっかりと読んでください。