学びの真似び(まねび) 「学び続ける人」になるために(教育と受験と勉強法)

学習の仕方に困ったことはありませんか?ここでは、「真似び=学び」という形で、さまざまな学習方法へのアドバイスをしていきます。学習の仕方に悩んだら、受験勉強で行き詰まったら、ぜひ訪れてみてください。効果的な学習方法を知って、学び続ける人を目指しましょう!

センター試験100日前!あと100日、今やるべきこと。すべきこと。センター試験の注意とルーティン作り。

センター試験まで100日です。

というわけで、センター試験までにあと何をしなければいけないかを考えます。教科別、科目別の具体的な対策ではなく、「センター試験」の当日の動きを考えて、何をすべきかを説明しましょう。

 

センターまで、100日。いよいよ入試が近づいて、カウントダウンが始まります。あっという間に入試がやってきます。いざ100日になってみると、やることはたくさんあって、とても終わらないような気になるのが不思議なもの。

日数があったときには、「まだ先だ」とか、「先すぎて何からやっていいかわからない」なんていっていたはずなのに、100日になってみると「足りない」。人間勝手なものです。

というか、まだ先の時に、学習計画を作る力、2年前の1日も、センターまで100日を切ってからの1日も、同じ1日だと意識できる人が、賢い人、頭のいい人なんですね。

でも、この100日。本当にぎりぎりです。まだ間に合うかもしれない最低日数。これからカウントダウンが始まれば、間に合わなくなっていきますよ。

というわけで、説明を始めましょう。

 

11月までにセンター対策以外をきちんとすすめる

さて、まず、センター試験といいながら、センター以外の対策を11月まできちんとする計画を立てましょう。

12月に入っていくと、どうしてもセンターそのものをやっていく必要がでてきます。できれば10年分くらいはきちんと時間をはかって、自己採点をしてやりたい。復習をしないとして、学校の授業がないとして、20日かかります。センターは2日ですから。

復習します、単語覚えなおします、文法もう一度確認します…なんていう時間を考え、さらに学校の授業がなくなりません、なんてことだとすると、当然12月から頑張っても5年から7年ぐらいしかできないかもしれません。

となると、12月以降はセンター一色。

1月中旬にセンターが終わりますが、2月1日からは私大入試がばんばんはじまります。この2週間ぐらいで、私大の対策ができるのか?国立2次があるとするなら、ここに並行して、ですね。

つまり、

× 11月まで基本→12月からセンター→私大対策→国立2次対策

〇 11月まで基本+私大国立2次対策→いったんセンターに戻る→私大国立2次に戻る

11月末まで50日。前半が基本を含めた受験勉強の集大成。

12月以降が、いよいよ個別対策スタート、というイメージですね。

そもそも、特に理系だと、センター対策とは数学ⅡBまでですが、実際にはⅢが大事なわけです。11月まではとにかくⅢを含めて全部やる。12月に入ったからといって、Ⅲを1月中旬までやらないというのは危なすぎ。

でも、ⅡBの復習、センター対策をやらないわけにもいかない。

文系の記述だって同じ。私大の穴埋めや抜出だって同じ。

12月以降、センターにかかずらう可能性が高いからこそ、まずは11月まででいったん全範囲が終わるぐらいの気持ちで集中しましょう。

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試験問題を解くときにやることをイメージする。

 

マークミスをふせぐ!過去問題を解くときは、マークカードにマークする

つづいて、もっとも具体的な注意としては、問題を解くときに、マークカードを使うことです。もちろん、コピーで十分、というか問題集についているはずです。使ってないだけで。

使いましょう。

なぜなら、本番で必ずミスをする生徒が出るからです。たとえば、自己採点と実際の開示結果のぴたりと合う生徒は、なんと10%もいないんです。細かいミスがたくさんある…。

さらに合否に直接かかわる大きなミスをする生徒も、学年で数人出ます。

  • やらなければいけない問題と違う問題をやった(数ⅡBでなく数Ⅱ、世界史Bでなく世界史Aなど)
  • 選択問題のマーク欄を間違えた(数学の選択を左からつめてぬってしまった)
  • 問題が終わったと思っていたら、実はまだ続いていた
  • マークがずれていた(開示の結果、まったく違う点数だった)
  • 申込みでは2科目受験だけど、1科目しか使わなくなったので、1科目の時間にいったら試験場に入れなかった(「受験上の注意」にしつこく書いてあります。入れませんと)

最後のやつはマークカードを使っても解決はしませんが、それ以外は防ぐことが可能な気がします。まずは、マークカードをしっかりと使いましょう。

ミスをなくす!問題冊子の表紙、科目の最初を読んでマークカードに印をつける癖

まず、センターのマークカードは、設問数だけがマーク欄になっているわけではないということ。

マークカードは、1から始まって、50とかまでとにかく続いていく。答えが26までなら、残りは使わないわけです。ひどい設定。

つまり、たとえば、

1の解答欄に問1の1を塗り、さらに問2の答えの5を思わず同じ欄に塗ったとすると(ダブルマークといいます)、問1が間違うだけでなく、残りの答えが全部ずれるということです。

1の問1に1と塗り、問2の答えを思わず、とばして問3の欄に塗ったとするなら、問2が×になるだけでなく、やはり、残りが全部×になります。

気づく方策はほぼない。

問1は1でしょ。OK。問2は5でしょ…と全部見直しても気づきません。

気づくとするなら、「解答番号は12」みたいなものを確認する以外にはないんです。やってます?

というわけで、防ぐ方法は、

  1. 試験始まりと同時に表紙のページ数をきちんと読む。〇ページから〇ページを確認する。
  2. 次に間違いなくその最終ページを開き、最後のマーク番号を確認する。
  3. 最後に、マークカードのその番号のところにうすく印をつけておく。
  4. 問題の最後のマークが印と対応しているかチェックする。

ということです。もしずれていれば、

  1. 解答そのものをとばした。解いていない問題がある。
  2. 同じ解答欄に2問分マークした。ダブルマーク=解答欄が届いていない。
  3. 解答欄をどこかとばしてマークした。ノーマーク=解答欄がオーバーしている。

のどれかですね。普通。

というわけで、「問題掲載ページ」を表紙で確認します。模試何度も受けたから大丈夫と、なめくさっている人、しっかり読んでください。

模試では、センター科目が全部掲載されていません!

数学は、ⅠとかⅡは模試にありません。

理科や地歴は、A科目は模試にありません。

英語は、本当は外国語で、マーク欄に英語をマークします。(まあ、これは忘れてもセーフらしい)

国語は、現在は選択なしなのでセーフ。

だから、本番でやらかすんです。模試では、世界史は世界史なわけで、本番だけ、「世界史A」のあとに「世界史B」があるんです。

なので、「掲載ページ」を確認。

そしたら、最終問題を確認。本番のセンターはページもかなり余裕をもってつくります。無理につめたりしないで、空白であけて、続けます。「問題は次につづく」とか書いてくれてるんですけど、見開きほとんど空白だと終わったような気になります。

赤本とか問題集は、もったいないですから、必ずつめますから、あいていれば普通は問題は終わりに感じます。

そして、その最後の問題のマークカードの番号にチェック

終わったら消せばいいです。

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センター試験の受験の時をイメージして、今から問題を解きましょう!

自己採点に慣れる!自己採点は問題とマークカードと両方で行う

次の問題です。

本番では、回収されるのはマークカード。手元に残るのは、問題冊子。

この問題冊子を持って帰って自己採点して、月曜日に模試業者に送り「リサーチ」が始まります。

これが、自己採点。

自己採点を間違う理由の大半は、問題冊子を見ても、自分がどれを選んだかわからないからです。

「1は〇、2は×、3もいい感じで〇、4は△、5は〇。え、どうしよう。やっぱり1はここが変だから×、5もここがおかしいから×、うーん、3は、ここが気になるな、×。こうやってみたら、やっぱり1か、もう一回〇…」なんて、やってません?この結果、最終的に何にしたか、問題冊子見てわかります?

これも決めないと。

たとえば、選んだ番号を、マークのあとに「書く」とか。

たとえば、迷うときは全部上でやって、決めた時には、下に〇をつけるとか。

適当にやると、

ポジティヴな人は「たぶん、あっている方を選んだ。大丈夫」と高く見積もり、

ネガティヴな人は「念のため、×にしておこう」と低く見積もる。

これが一問であっても、国語なら7点。英語でも6点がありますよ。

これが山ほどあったら、どれだけずれてしまうのか。

そんなことで出願先をどっちにしようか迷うなんて、おかしいですよね?

 

第一解答科目(国語の範囲も)を意識する~その科目で本当に併願できる?

秋に入る前にもう一度、第一解答科目を検討しましょう。

第一解答科目というのは、理科や地歴公民を2科目受験する際、先に解答する科目のことです。

2科目分というか、すべての問題が配布されていますから、インチキ(正確にいえば認められていること)をすれば、

2科目受験で申請して、1科目目は捨て科目にして、2科目目を2時間分の時間を使って解答する

ということが認められるわけです。

これを防ぐために、大学によっては、「第一解答科目」の指定を行ってきます。つまり、「うちは1科目だけど、先にやった科目を使うからね」ということです。

これと対になるのが「高得点科目」。こういう場合は、「どっちでもいいよ。高い方の科目をとってあげるよ」ということですね。

何が言いたいかというと、第一志望の大学だけ考えて「この科目を後にしよう」とやった結果、考えていなかったほかの国立大が、第一解答科目指定で、受験資格を失ったりなったり、あるいは私立大学のセンター利用で第一解答科目指定があって0点になったり、ということが起こるわけです。

科目の順番を決めて、シミュレーションするわけですが、このあたりは併願校や次善校などの制限ももう一度調べる必要があります。

私大の国語も一緒。「近現代に限る=現代文のみ」とか「漢文を除く」とかいう大学がありますが、もちろん、そこだけなら80分使って、現代文だけ、漢文以外、という贅沢な時間配分ができますが、万が一結果がふるわず、次善校に出す、滑り止めをあとから作る、あるいは思った以上に結果がよくて、ちょっと上のセンター利用に出願しようとする場合、極端に不利になりますよね。

 

問題を解く順番と時間配分を決める~時間内で解くのは当たり前

こういう時間配分はとても重要です。

ネットを探せば山ほど出てくるはずですし、定番のものもあります。

英語あたりは、すごく多いですよね。

そもそも英語は最後の長文になると一問の配点が6点などという形になります。最初が2点ですから、「時間が足りなくて最後までできなかった」などというのは許されません。というか、「時間が足りなくなって焦って、最後は適当だった」では、非常にまずい。

対策としては、先に長文をこなす。あるいは、序盤のところを時間配分を正確に決めて、その時間内でできなくても先に行くという訓練が必要です。

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時間内に解く練習をするのは当たり前!

国語の場合、現代文は、いくらでも考えられる科目ですから、本番になればなるほど、無限に時間がほしくなるというか、いつまでも考えられます。結果、古文、漢文が時間内に終わらなくなる。

できてもできなくてもどうしようもない順番が、

漢文→古文→評論→小説

です。

できれば、漢文を15分以内。古文が15分。現代文はそれぞれ20分強、というのが無難だと思います。

こういう練習が必要。

そもそも、時間内に解けない、なんてことはあってはならぬことです。

よく質問で、

「予定の時間配分で、その設問が終わらない場合、解答をやめてでも先に行った方がいいか、それとも後半の時間が足りなくなってもそのまま考えた方がいいか」

というのを受けます。

どっちですか?

答えは、「両方不合格」です。

その事態が起きたらだめなのです。その事態を起こさないように練習するんです。

そういう質問をする人に限って、「時間内に解く練習しようね」というと、

「でも、塾の先生が、今はまだ時間を気にしないで解いた方がいいというんで」とか、いうわけですね。だったら最初から、どっちにするか聞くな!お前はいつ時間内で解く練習をするつもりなんだ!と思いますが、本人がそれでいいなら、確かにそれでいいです。

どうにもなりませんからね。

 

試験会場のルーティンを意識する。センター当日の持ち物とルール。

さあ、もう少しセンター試験のことを細かく書きましょう。

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当日の休み時間を意識しましょう!

筆記用具は「鉛筆」が基本。鉛筆と鉛筆削りに慣れる

まず、センターはシャーペンだめなんですね。

正確に言うと、「マークカードは鉛筆をつかう」と書かれていて、計算や下書きにはシャーぺンはOKです。

実際には、試験会場でシャーペンで塗って注意された、という話は聞いたことがありませんから、試験官もそんなことを禁止する予定はないようです。

ただ、最悪、シャーペンの芯がなくなっても、絶対貸してもらえない。たぶん、鉛筆なら予備が用意されているはずです。

そもそも、小心者、というか、ルールは守るんだ、と思うなら、鉛筆を当然使いますよね。書かれてるんだから。

そうすると、使いやすい鉛筆や鉛筆削りに慣れたいし、あるいは私大ふくめて鉛筆使っておきたくなりません?

もちろん、シャーペンで行く!って決めるのもありですが、私大でもシャーペンがだめなところもありますからね。

慣れたいし、鉛筆削りなんか買いたくなりますよね。使ってためしたいし。

1日目の午後は国語・英語・リスニングの長丁場~間食を実際にやってみる

つづいて、時間割の問題です。

1日目は地歴公民が午前中。午後が国語と英語です。

2科目受験者が朝いちばんに行き、1科目の受験生は、途中から受けます。

遅刻は20分たつと入室できないのですが、2科目受験で申請すると、1科目目の20分経つと教室に入れないので、2科目とも受験できません。

で、午後に国語80分。

終わると英語80分。

そして、そのあとリスニングですが、トラブルにそなえて、始まるまでなんと30分以上の待ち時間が設定されています。

ちなみに、リスニングだけは機材配布の時間に入室していないと受験資格を失います。他の科目は遅刻OKですが、これだけはダメ。

長くないですか?全部終わると7時です。

人間の脳の栄養は糖分。ブドウ糖ですね。

朝ごはんを食べると約2時間後には脳にまわっています。ところが、それも2時間ぐらいたつと不足する。

よく、試験の後半で、頭がカーッとしてぼーっとする感じありません?あれが糖分不足です。で、脳の機能が働かなくなり、眠くなります。

夜の勉強で眠気をさますのはラムネ=ブドウ糖です。

どう考えてみても、午後はどこかで補食しないと、脳の栄養分が足りなくなります。

ところがですね。

人間の体はうまくできておりまして、急に糖分をとりすぎると、それを抑えるインシュリンが分泌されて、逆に糖分不足になる、なんてことになります。

一例をあげると、ソフトドリンクです。あれをペットボトルすべてのみほすと、完全に糖分過多でこの状況になり、結果、飲んだ後、眠くなる。

面倒くさいでしょ?

何をどのくらいいつとるといいのか、というのは、この1日目に向けてはものすごく重要です。

自分の体で実験をしておきたいんです。

チョコがいいのか、ラムネがいいのか、それもどのくらいがいいのか。

あるいはおにぎりとかパンとか食べるのか、そのタイミングはいつか。

細かいけど、当日いきなりやるのは怖いですよ。

休み時間に「チェック」をする?持っていくべきノート参考書、見るべき場所を決めていく。

そして、最後はこれです。

全部もっていくわけにはいきませんよね?

本当に頼れる参考書はどれか。何を直前に確認するのか。

そもそも、直前に何やったって変わりませんから、格好いいのは何ももっていかないこと、です。

 

でもね…。それはそれで不安。

だったら、何をもっていくのか、試験の前には何をチェックするのか。

これから、センター問題解く前、同じようにすればよくないですか?

その時の気分で開くページを変える?不安になりますよ。

宝くじじゃないんだから、どこが出るかなんて当たるわけないし。

ここをチェックして、安心して試験を受ける。

もっといえば、開いた場所を見て「大丈夫。わかってる」と確認して試験を受ける。

「わからない場所をその場で確認してできる」とあなたが思うなら、試験直前でなくて、今、覚えましょう。

というわけで、そういうノートを作ったり、信頼できる参考書やそのページを決めたり、ということを演習の中で作り上げる必要があるわけです。

 

さあ、センターまで100日!一緒にがんばりましょう!苦手を克服し、しっかりと最後までがんばること。まだまだこれからです!

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苦手科目を放っておくとほかの科目でカバーはできません!苦手の克服は第一課題です。