学校の暦でいうと、そろそろ今年もおしまい。新年度に向けて、今年1年もふりかえり新たな目標を立てる時期ですね。というわけで、今日は「フォーサイトふりかえり力向上手帳」の紹介です。
ここまで手帳の必要性については何度か説明してきました。その中で紹介してきた「フォーサイトふりかえり力向上手帳」の4月始まりが出たようなので、ご紹介です。
手帳の必要性~目標を立てて、やるべきことを書き出し、やったかどうかチェックする
ここまですでに手帳の必要性については、何度か書いてきました。
どうして手帳を使うのか、どこでどうやって使うのか、ということについては、すでに上でまとめています。
大人の手帳術には、
- スケジュール管理
- 発想・気づきのメモ
という二つの要素が入り込みます。その状況によって、どういう手帳がいいか変わります。
たとえば、私なんかは、「発想」型の手帳が必須です。クラブとか進路指導とか、あるいはこういうブログとか。
そうなってくると、手帳といっても日付なんて、そこに書けばいいだけで、一回で何ページ書くこともあれば、1、2週間ひらかないこともあります。スケジュールはカレンダーで管理すれば十分だし、その方が予定が見渡せます。
そうなると、私が使うのはモレスキンの白紙の手帳。
罫線とかドットもありますが、私はとにかく無地が好きで愛用しています。これは「発想」型だから。まあ、お高いので、ただの小さいノートを代用にすることも多いです。チョイスは白紙ですね。
でも、高校までの生徒は、基本的に「タスク管理」が中心です。ですから、週間バーティカルをすすめます。で、時間軸を無視して、タスクを書き出していくことをオススメします。
勉強時間を管理すること、時間の予定を立てることもあまりおすすめしません。もちろん、一日の中でここで勉強しないとまずいぞ、という時間管理は必要なんですが、「英語を2時間やる」というような中で、結局ボーッと教科書ながめた、なんてことには意味がないということははっきりさせる必要があります。
フォーサイトふりかえり力向上手帳
というわけで、生徒が使うならやっぱり週間バーティカルで、できれば3月終わりが使いやすいですよね。
その辺りを説明したのが次のやつ。
で、この中で学校採用の手帳のツートップがノルティの「スコラ」か、フォーサイトの「ふりかえり力向上手帳」です。
ノルティのいいところは、ちょっと小ぶりで、手帳としてちゃんと出来ていること。
フォーサイトのいいところは、一番左にタスク管理の欄があるところ。やや大きいのを子どもが書きやすいとみるか、持ち運びにくいとみるかで好みは変わります。
で本来、使い方さえわかっていれば、当然どっちでもいいんですが、生徒に使わせた様子を見ていると圧倒的にフォーサイトです。
スコラは思想がスケジュール管理なんです。だから見本から時間管理だし、学習「時間」の記録欄がある。それをもとに一週間を振り返るから右に振り返り欄がある。つまり計画は「時間」だけなんです。
ところがフォーサイトは左にタスク欄があるので、まずタスクを書く。そして学校の時間は、スケジュールが消えているからタスクを書きやすい。
つまり、先生がばっと渡して放っておくならないフォーサイトの方が、自然とタスク管理になる。
タスク管理をさせる、という思想においては本当に圧倒的な差が出ます。
というわけで買えるようになってました。2019年版。
なのでもう一度改めて紹介します。
というわけで、学習計画しっかり立てる「学び続ける生徒」を目指すなら手帳をしっかり使いましょう!