学びの真似び(まねび) 「学び続ける人」になるために(教育と受験と勉強法)

学習の仕方に困ったことはありませんか?ここでは、「真似び=学び」という形で、さまざまな学習方法へのアドバイスをしていきます。学習の仕方に悩んだら、受験勉強で行き詰まったら、ぜひ訪れてみてください。効果的な学習方法を知って、学び続ける人を目指しましょう!

時間が足りない!あと250日で大学受験、それまでの時間短縮学習方法

高校3年生が大学受験をするまでの残り時間を意識しはじめるころでしょう。心に火が付けば、今度は時間が足りないことに気がついてくるものです。今日は、「間に合わない!」と焦った時にどう時間短縮をしていくかを考えていきたいと思います。

学年が変わって、大学受験を意識し、心に火がついた人もきっと多いことでしょう。しかし、ちょっと学習をはじめただけで、「とても間に合わない…」と気がついてきた人も多いでしょう。

それでもやるしかない…というのは正しいとして、悲しい現実としてはどんなに一生懸命やったとしても、合格最低点がとれなければ合格はできません。

「がんばっても無駄だ」というのは、言葉の意味のとりようです。

こと合格ということに関しては、とにかく合格最低点をとらなければ始まらないのです。

だから、あなたが合格したいのであれば、「試験当日までに合格最低点を取れるように工夫する」しかないのです。

もちろん、ひとつの方法は「学習時間を増やすこと」。

遊びを減らして、睡眠時間を減らして、とにかく学習時間を増やす。単純に考えれば、同じ学習方法、同じ集中力であるなら、時間が倍になれば学習の伸びも倍になる(実際はそんなものではありませんが…)と考えることができるかもしれません。

だから、みんな「勉強しなきゃ…」「部活はやくやめなきゃ…」みたいな話になるわけです。

でも、同じ時間でももっと効果的に学習することはできないのか?

そう考えることも当然できますよね?

というわけで、今日は時間との戦いについて考えてみたいと思います。

合格するためには「全分野」に対応する!範囲を全部終わらせる!

まず、最初に強調しておきたいのは、合格するためには、合格最低点をとらなければいけない、ということです。

つまり、時間がないからといって、やることを減らして、結果として全範囲が終わらなければ不合格になるということです。

「間に合いそうにありません。どうすればいいですか?」

答えが、第一志望に届かなくてよい、落ちてもかまわない、なら、「まずは基礎基本から…」というのもありでしょう。

しかし、もしあなたが受かることを前提に聞いているなら、「とにかく全部やる」という前提で、この答えを探さなければいけません。だから、さっきも書いたように「時間を増やす」という答えが入ってくるわけです。

たとえば、歴史とか理科とか数学とかを例にすると、教科書や参考書の1ページ目からはじめて、半分まで完璧にたどりついたとします。実際に、そんなことはありえませんが、全範囲の半分まではどんな難問が出てもパーフェクト、その残りの半分は全く勉強していないので0点であるとします。

この場合、滑り止めから最難関大学まで、50点が確定します。

これが合格最低点を越えているならいいですが、そうでないなら不合格です。

しかし、同じ半分でも、たとえば全範囲の、半分の簡単なレベルまではパーフェクト、残りの難しいレベルは0点の場合、簡単な範囲しか出さない大学は満点で合格、合格最低点が70%だとするなら、半分までのレベルで問題の70%あたりまで占めている大学は合格になります。

実際、法政大学あたりの入試問題分析からすると、十分合格がとれそうですし、仮に学習時間で考えるなら、おそらく難問の理解の方により時間がかかりますから、半分の学習時間でそもそも70%ぐらい終わっている可能性があり、こうなると多くの大学で合格をとれる可能性が上がるのです。

まずは「まず基本」にだまされないこと。

基本から始まるのは当たり前ですが、「全分野の基本レベル」「全範囲の基本レベル」を終わらせるのです。

英語で言えば、単語、文法、リスニング、読解、英作文、全ての基本レベルに取り組みましょう。

歴史で言えば、とにかく何周も回し、まずは見出しぐらいを頭に入れていく。当面、夏休みまでに最低三周ぐらい終わらせるイメージで、見出しと太字ぐらい言えるようにしたいですね。

これはこのブログでさんざん説明してきました。

 

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説明をはじめていく前に、まずこのことを意識してください。

単語→文法→読解…ではなく、すべてのものを並行して学習していく。

この前提が大切です。

理数科目は時間の短縮が難しい…まずは文系科目をスキマ時間に。

さて、それでは時間短縮について考えていきましょう。

記憶の説明はここまでもしてきました。記憶には「陳述記憶」と「手続き記憶」があります。

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陳述記憶とは、言葉で把握すること。みなさんがイメージする暗記です。

手続き記憶とは、身体に覚え込ませること。身につくというようなイメージです。

たとえていうなら、「泳ぎ方」を言葉で説明できるようにすることが陳述記憶。実際に泳げるようになるのが手続き記憶。

言葉を暗記するのはうまくやれば一瞬でできますが、一瞬で泳げるようにはなりません。

つまり、手続き記憶型のものは、何度も何度も繰り返すことによって、ようやく身につくわけですね。

教科で見ると、

陳述記憶型が歴史など。

手続き記憶型が数学、理科、現代文。

英語や古文は、単語や文法については陳述記憶ですが、読解やリスニング、英作文が手続き記憶ですね。

こんなに単純にわけられるわけではないですが、ざっくりとわけるとそんなところでしょう。

ですから、どうしても数学や理科には時間を割きたい。文型科目は工夫したいということになります。

また、これも結構大事なのですが、単語や文法を先に…と、読解やリスニングをおろそかにしていると、秋からでは到底間に合わないというような目にも遭うのです。

気をつけてください。

文系科目の時間短縮キーワードは音読!時間の削減と「思い出す」を意識する。

さて、それではどうやって時間短縮をするか?

その答えは「音読」です。正確に言えば、「何も見ずにぶつぶつとつぶやく」こと。

これが一番の時間短縮になります。

よく「何度も書いて身体に覚え込ませる」というようなことを言いますが、実はあまり論理的ではありません。スポーツのような動作と違って、漢字の情報は身体ではなく、頭が覚えるからです。

おそらくこの手の表現は「何度も何度も」という部分が重要なのだと思います。

しかし、この「何度も何度も」は記憶の原理に適応していません。

写す、というのは瞬時記憶。

記憶は、瞬時記憶から始まります。たとえば、まったく理解できない黒板の文章をノートに写すことはできますね?

これが瞬時記憶。

それを、ちょっとの間、なんとか見ないで言えるようにする。これが短期記憶。頭の中には入っているけれど、明日になったら忘れそう…というイメージ。小テストの前に、無理矢理一瞬頭の中に詰め込んだ感じです。一夜漬け、ですね。

そして、これを忘れないレベルに持って行くのが長期記憶。

ありとあらゆるものは瞬時記憶、短期記憶、長期記憶という段階を経る必要があるのです。これはそれぞれ脳の中の置き場所が違っている、つまり、新しい場所に置き換えていくようなイメージで記憶が定着します。

さて、「何度も書く」を検証しましょう。見ないで何度も書くならいいのですが、書いている場合、たいていは今書いたものが見えますよね?つまり、これは瞬時記憶の繰り返しです。ある種の意志によって、今、書いた字を見ないで思い出しながら書いているとするならまだいいですが、それでも、人間は直前のことを繰り返すのはほぼ瞬時記憶を積み重ねているだけなのです。

身体が覚えるのは、ペンの動かし方であって、漢字そのものは陳述記憶ですから、無駄が多い学習法になります。

むしろ、書くことをやめてしまえば、少なくとも瞬時記憶ではなくなります。思い出すことになるわけです。

では、書かないのに、どうやって形にするか?

それは声に出すこと。

そして、書くよりも、言う方が早い。同じ時間で何度も反復できます。

漢字やスペルはどうするかって?

それだって、「空に書く」という手があります。書いた先から消えていく。

書けないことは自分でわかりますよね?

そして、大半の暗記物は、言えたかどうかで十分わかるわけです。なので、これが暗記に向けた時間短縮になっていきます。

英単語を覚える。

それでは英単語で暗記の手順を考えてみましょう。

皆さんのやりがちな効果のあがらない単語の学習方法をみてみましょう。

単語集のページを半分おりまげる。

左側の英単語を見て、おりまげて隠してある日本語をチェックする。

英単語を見て、日本語が言えるか確認する。

日本語が言えたら、次の単語にいく。

試験範囲まで終わったら、もう一度これをやり直す。

覚えていない場合、日本語をみる。

その英単語を見て、日本語が言えるか確認する。

さて、このやり方のどこに問題があるか検証していきましょう。

  1. 日本語を見て、英語を言えるようにする。
  2. 訳を見て直後に言えるのは当たり前。7語ぐらいを基本にして、覚えたと思ったら、覚えているかどうか確認する=英語から日本語、日本語から英語の両方。
  3. 単語だけでなく、「文章」「例文」「ミニマルフレーズ」を音読する。
  4. スペルを覚えたい場合は、まず日本語から英語を言えるようにしてから別立てで作業する。

こんな感じです。

まず1。

覚える段階=インプットは、「日本語→英語」の順で行いましょう。日本語をイメージしながら、ひたすらつぶやく。これが一番です。

2。

記憶の原理からすると、1つずつやるのは意味がありません。最低限1個前を思い出してから、今やったものをやる。

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そして、多くやりすぎない。

人間の記憶は7つが限界と言われています。あまり一気にやりすぎると、前にやったものを忘れます。したがって、忘れる前に反復する必要があります。なので、7つ分、ぶつぶつつぶやいたら、アウトプットする。できなかったらここでやり直しましょう。

3。

暗記が苦手な人は、覚えるものを少なくしようとする癖があります。そうではなく、むしろ多くして情報のひっかかりがあった方が人間は覚えるのです。たとえば、40人の名前だけを覚えるテストを受けるとしても、顔写真やクラブなどの情報をもらい、席順も決めて覚えた方が覚えやすい。

英単語の場合は、文章=速読英単語、ミニマルフレーズ=システム英単語、例文=ターゲットなど、というように、「日本語をイメージしながら、文章、例文、ミニマルフレーズを音読する=まず言えるようにする」というのが大事です。

さて、そういうことを踏まえて、英単語の暗記方法を整理しましょう。

日本語の訳文を頭に入れながら、文章、例文、ミニマルフレーズなどを何度もつぶやく。

次の単語をつぶやいたら、何も見ずに一つ前の単語=フレーズ、例文を言えるかどうか確認する。

7つぐらい言ったら、日本語を見ながら、英語のフレーズが全部言えるかどうか確認する。

言えないものがあったら、すぐ復習する。場合によっては付箋などを貼っておき、翌日などに「苦手チェック」をまとめてする。

こんな感じになります。もし、英作文とかがないとはっきりわかるのであればここでおしまい。

で、スペル練習が必要になる場合は、これと別立てで行います。

つまり、言えるようになってから、書けるように練習する、ということです。

それは、上のIMRシートの利用法を参考にしてください。

読解系を毎日入れておかないと間に合わなくなる!長文の時間短縮

続いて、文系手続き記憶の王道、長文読解系です。

現代文、古文、英語などで、初見の文章を読みこなしていかなければいけません。読解のテクニックは教えてもらえるとしても、そのテクニックを覚えた瞬間に解けるようになるわけではなく、何度も何度もやっていくうちに、対応できるようになっていくという感覚を持っているとすれば、それが正しい感覚です。

つまり、時間がかかる。

ここにおいて、「まずは単語、文法」というのは決定的に誤りです。

ある程度、単語や文法が入っていなければ長文読解にうつれないというのは確かにその通りですが、さっさと「まずは…」を終わらせて、ある程度の量、読解をこなさないと、できるようにはなりません。

毎日やるとして100日ぐらいではないでしょうか。

2日に一回なら、200日。もうそこまで来ていますね。

さて、そうはいっても、やることが多い受験生、特に国公立受験だとすると、五教科七科目ありますから、毎日、英語も古文も現代文も読解…なんてできるわけがありません。

でも、やらないとまずい。

さあ、どうすればいいでしょう?

読解は現代文の場合だと、大体25分ぐらいが目安。なので、やって、解説を読んで…なんてやると少なくみても40分、下手をすれば1時間以上、かかるでしょう。

たとえば、古文とか、英語とかだと、わからない単語や文法事項がまじるでしょうから、それの説明を読んで、覚えているかどうか理解して…なんてちゃんとやりだすと、膨大な時間がかかるわけで、だからこそ、毎日なんてできない、しかも、単語や文法もそもそもやらないといけないなら、時間が足りなくて後回しにするわけです。

なので、短縮形はこちら。

苦手な場合、まずは訳文をざっと読んで頭に入れる。(古文・英語)現代文の場合はここはなし。

そうしたら、リスニング・音読(古文・現代文の場合は音読のみ)をする。

できれば訳文をイメージしつつ何度か音読する。

終了。

余裕があれば、三分間作文の要領で要約を入れる。

さらに余裕があれば、苦手な単語や文法をさっと確認する。

こんな感じ。

ポイントは音読だけでいいということ。要約をマストにして、大変になってやらない日を作るぐらいなら、要約なんてしなくていいから、音読を毎日する。

これなら5分程度で終わるはずです。

これを毎日、英語、現代文、古文、漢文と毎日やる。

寝る前でもいいし、電車の中でもいい。

音読した方が集中できるし、「読む」ことにつながります。電車の中なら小さく口が動くくらいで十分です。

だまされたと思って、毎日100日ぐらい継続しましょう。現代文とか古文とかだと、これだけだとしてもなぜか効果が出てくるはずです。

簡単な割に、毎日継続するだけで効果が出るので是非やってみてください。

自分がまだ単語や文法がまったくだめ…という場合は、英語でも古文でも、先に日本語訳を見て音読。

ある程度で手応えが出てきたら、訳を見ないで音読。

現代文などで、少し要領がよくなってきたら、三分間作文で要約を入れる。などなど。

それを踏まえて、今度は歴史などの暗記系に行きましょう。

社会系の暗記はマインドマップ。8×8、十字、三分間作文、そして「声」

社会系の暗記は、「整理」と「思い出す」ことがポイントになります。

できないタイプ、あるいは時間がかかる割に効果があがらないタイプの学習方法は、

参考書などに、覚えるべき用語などを探し、マーカーで線を引く。

後はひたすら覚える。

1 赤いシートなどでかくして覚える。

2 とにかくずっとながめる。

3 同じ文章を書いて覚える。

こんな感じでしょう。1~3のどれをやるのか、全部やるのかはともかく、まあ要は「覚えればいいんでしょ!」「やるしかないでしょ!」と工夫なく進んでいるのが問題です。

問題点を整理しておきましょう。

  • ひたすらながめているということは、「思い出す」作業がない。したがって、記憶が定着しにくい。
  • 同じ文章を書いても、よほど意識しない限り写しているだけで瞬時記憶しか使わず、「思い出す」作業がない。したがって記憶が定着しない。しかも書く作業は時間がかかり効率が悪い。
  • シートで隠す作業には「思い出す」作業がある。しかし、覚えるものが無限に連なっていて、記憶の限界「7つ」を越えていて、効率が悪い。覚えていないものを、瞬間に確認しても瞬時記憶にしかならない。また、記憶のきっかけが固定されており、そもそもそのきっかけのワードが隠された時に思い出せるか確認されていない。

こんなことになります。それでも時間をかければなんとかなるかもしれませんが、今回は時間を短縮させることが目的ですから、改善を図りましょう。

まず、あまり時間短縮にはなりませんが、大事なこととして「整理」です。

見出しを意識してまとめ直します。これはマインドマップの方法ですね。

 

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つまり、大見出しでツリーを作り、そこから中見出しを分岐させ、さらに必要なキーワードを枝分かれさせる。そうして、できたイメージを覚えるようにするわけです。

それを8×8シートでやることもできます。

大谷くんで脚光をあびた8×8シート。勉強にも使えます。

まず、中心の四角には、大見出し的なキーワードを書いていきます。

そうしたら、その大見出しキーワードを、周りの四角の中心に書いて、その大見出しキーワードを説明するのに必要なキーワードを、書いていくわけです。

このキーワードが全部埋められれば、「覚える」ことができたわけです。

覚えるもとは、教科書でも、参考書でも、ノートでもかまいません。

要は、大見出し的キーワード、その大見出しキーワードを説明するのに必要なキーワードを書き抜ければOK。

これで、全部を書くのではなく、キーワードだけを書けばいいので、時間が短縮できるし、思い出しているわけですから、覚えることになるし、さらに白紙から全部を説明するので、きっかけがなくても説明できます。

これを三分でやってしまおうというのが三分間作文。

 

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三分間作文の手法を使って、理解したことを今のイメージを持ったまま文章化していくわけです。これなら三分。

大体、200字~300字ぐらいのキーワード整理ができるようになると思います。

でも、これでも時間がかかるし、書かないといけないから、たとえば電車の中ではできないですよね…。

そうなると、これは「意識」があれば…という条件がつきますが、これを「声」でやる。つまり、書かずに説明できればいいという風にするともっと時間が短縮できます。

なので、歴史系科目も一日に数分使えば、何項目かの復習ができるようになるわけです。

理数系は基本問題の暗記は、解法の口頭説明で時間短縮!

理数系科目は最初に説明したように、そもそも手続き記憶なので、時間短縮するわけにはいきません。

一番マズいのは、

「公式を理解した」「例題を覚えた」

もう大丈夫。あとはできるはず!

というような考え方です。

理解した、覚えた、ではなく、それを繰り返し繰り返し実践していくことで、時間を短縮したり、感覚的、身体的に再現できるようにして、そして、それがはじめて見る問題でも、なんとなく過去に解いた問題との共通性を見出して、解く方向性を見つけていく…というようなことが可能になるわけです。

したがって、そもそも理科と数学には時間を割きたい。

他の科目と違って時間短縮は完璧にはいきません。

それでも時間短縮が可能になるとするなら、文系科目と同じように「暗記」、それも陳述記憶的な暗記ですむような局面です。

それこそ、基本的な問題の解法パターンとかですね。

つまり、「これって問題集のパターンそのまんまだよね」というようなレベルの問題です。

この手の問題は、ある程度できるようになったら、「方針を説明する」「手順を説明する」ということができれば、もうやらなくてもいい、という判断もできます。

しかし、これはあくまでも、「すでに繰り返してできるようになった人」が「久しぶりにその問題を忘れていないか確認する」というレベルに限ります。

難しいですね…。つまり、ある程度できるようになった人が真面目に解かずに、「こうやってこうやってこうすれば答えがでる」という方針だけを説明して、説明できたら、もう実際にやらなくてもいいという程度の時間短縮しかない、ということになります。

苦手な人の時間短縮はなく、やっていくしかない。

苦手な人に向けてのアドバイスがあるとすれば、

  1. 例題→基礎→標準→応用、次の項目…と進まずに、例題→次の項目の例題→次の項目…とすすめ、それが終わったら標準→次の項目の標準→次…と進める。忘れる人は、IMRシートと同じようにひとつやったら、ひとつ前に戻る…とすすめ、7つやったら一度7つ一気に復習する。
  2. タイムプレッシャーの手法を使って、「制限時間内で多く解く」「一問のタイムを図り早く解く」ということを記録する

という程度だと思います。

それでも参考になれば…と思います。

最後に文系向けに、学習方法をまとめたものを貼っておきます。

 

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是非、残り時間で逆転できるようにがんばりましょう!