最後の、と言われているセンター試験が終わりました。おおざっぱに心構えを書いておきます。
センター試験が終わりました。ご苦労さまでした。
はじめての、大学入試、いかがでしたか?でも、まだスタートです。うまくいったこともそうでないこともあったことでしょう。
いずれにしても、合格を手にするその日まで、ひとつずつやるべきことをやっていくしかありません。
というわけで、ざっと心構えをまとめます。ちなみに昨年のものはこちら。
これも、センターのリサーチが出て来る前の記事なので、基本的には今日のものと変わりません。だから、これを読んでもらっても同じです。
で、リサーチが出てきてからの分析がこちら。
今年は23日に予備校の分析会があって、私がまとめられるのは24日ぐらいでしょうか。
よかった、わるかった、はとりあえず、リサーチが出るまではわからない!
さて、センター試験が終われば、「よかった」「わるかった」ということが気になります。
この場合の「よかった」「わるかった」というのは、事前に設定した目標点がとれたかどうかということですね。
で、その目標点というのは、前年の入試結果をもとにした、昨年ベースでの目標点。
というわけで、現時点で「よかった」「わるかった」と言っていても仕方ありません。まあ、確かに「東大狙ってるのに、80%切りました…」と言えば失敗だろうし、「地方国立志望です。85%とりました!」だったら成功でしょうけど、80%ぐらいを目標にして、ぎりぎりとれた、ぎりぎりとれない、というのは、平均点次第で、成功、失敗は変わります。
現時点では、予備校は本当に予想しているだけ。講師が解いた感覚と、自分たちの生徒を集めて自己採点した結果から推測をしているだけ。
明日、月曜日になれば、みなさんがするように、データリサーチが50万規模で集まり、で、早々に平均点がではじめる。23日には、学校の先生方に動向が説明され、みなさんの手元に結果が出る。ほどなく、大学入試センターの途中集計も発表されていく…。
待てばいいだけです。
データが出て、で、それを見て出願する。今、よかったか悪かったか心配しても意味がありません。
- 平均点が高くなれば、目標点がとれていてもダメかもしれない。
- 平均点が低くなれば、目標点がとれていなくても大丈夫かもしれない。
- 科目間格差が極端になると得点調整が入るかもしれない。
とにかく、今は待つのみ。受験戦術はそのあとです。
ちなみに、平均点が高くなると激戦になり、平均点が低い方が逆転しやすくなります。
昨年がまさにそのパターンで、厳しい年でした。
いずれにしてもこういう報告も、今年のスケジュールだと、23日~24日には報告できると思いますので、しばらくお待ちください。
忘れてはいけない!2月1日までに、もう一度復習を!
というわけで、意外とやらないといけないのは、復習です。
「二次で逆転する」「私大で見返してやる」…。センターで失敗すれば、一回忘れて、仕切り直すしかありません。
しかし、大事なことは、センターがなぜ失敗したか?ということです。もちろん、マークミスだとか、問題が続いているのに終わったと思ったとか、すごくもったいないケアレスミスのレベルであればいいんですけど、全力だして、「予想外」の失敗というのが一番怖い状態です。
自分では「予想外」でありながら、現実に起こった。
その理由は何でしょうか?
基本単語、文法、基礎知識が抜けていただのでしょうか?演習不足でしょうか?計算ミスでしょうか?時間配分のミスでしょうか?
いずれにせよ、「予想外」だとすれば、あなたに原因はわからないでしょうから、また起こる可能性があります。もちろん、予想できたことだとすれば、当然そこに対策をしなければ、また引き起こされます。
要するに、「復習」しなさい、ということです。
二次で逆転というのは、センターであなたより高得点をとっている人を逆転するということです。あなたより高得点をとっているということは、あなたより基本がつまっているか、あなたよりミスが少ないか、です。
だから、明確に自覚すべきなのは、この1月19日時点において、あなたはライバルより劣ったのです。
逆転するためには、ここからがんばること。
逆転は可能です。特に現役生はここからのびるのだから。
ただ、条件は、自分の欠点を真摯に見つめ、つぶしていくこと。ここでその作業ができるかどうかです。
たとえば、国語は私がセンターの解説をまとめました。
この復習をしようとしたって、たとえば、ブログの見るべきページは、古文だけでも、
- 単語
- 文法(助動詞)
- 文法(敬語)
- 読解
などなど多岐にわたります。現代文や漢文も入れれば、結局「全部」だよね、ぐらいの勢いです。
正解を見るだけでなく、その周辺を復習できるかどうか。
こういうことを、是非とも、入試のたびに実施してくださいね。
というわけで、23日~24日に今年のデータに基づいて分析をあげる予定です。