学びの真似び(まねび) 「学び続ける人」になるために(教育と受験と勉強法)

学習の仕方に困ったことはありませんか?ここでは、「真似び=学び」という形で、さまざまな学習方法へのアドバイスをしていきます。学習の仕方に悩んだら、受験勉強で行き詰まったら、ぜひ訪れてみてください。効果的な学習方法を知って、学び続ける人を目指しましょう!

大学受験 受験校、併願校の決め方その2 絶対合格をとる!大学入試の種類と特性を知る。

大学受験を検討する上で、併願校をどのように決めるかというのは難しくまた重要な問題です。前回に続き、少しずつ具体的な観点を説明していきます。

前回はこちら。 

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 この時期の面接などについての考え方。第一志望は下げないけど、現実的なおとしどころ、本当の第一志望を考える、というような話でした。

今日は、まずは併願校決定までの考え方を探っていきましょう。

合格校が絶対ほしい!

まず第一に重要なことは、「合格校を絶対にとる」ということです。

あなたが浪人を覚悟しようが、〇〇大学以下は絶対に行かない、だろうが、そんなことはどうでもいい。自分の価値観ですからね。

でも、それはさておき、絶対に今年のうちに合格校を作るべきです。

その大きな理由は次のふたつです。

第一志望に受かるため

ひとつめは、今年、第一志望に受かるため、です。

ここにもふたつの理由があります。

入試が一番の練習

ひとつは、入試自体がものすごい練習だということです。

たとえば、あなたがスポーツをやっているとして、3年生の最後、引退がかかる大切な大会で初めて、公式戦に出る、というような状態をどう考えますか?

普通は新人戦であったり、2年生のときの大会であったり、あるいはもう少し規模の小さな大会であったり、その経験が生きるわけですよね?

でも、大学入試は、みんなが平等に、2年生までの経験がなく、3年生になってからの小さな大会もなく、いきなり本番がやってくるわけです。

だから、模試を受けるわけですね。

でも、模試と本番は違います。練習試合と公式戦の違いです。

本番は受かる、落ちるがかかっているわけです。そうした緊張感。あるいは、「負けられない」と最後まで、戦い抜く姿勢。本番に勝る練習はないのです。

たとえば、私が授業で小論文を書かせれば、平気で「時間内に書けない」「そもそも書き上げる気がない」というようなことが起こります。小論文模試でさえ、何名かはそういう生徒が出ます。

ところが、実際の本校の入試では、中学入試でも高校入試でも、作文型の答案が白紙になったり、字数が足りなくなったりすることはないんです。(普通の国語の問題や理科社会の記述の話ではないですよ)見事に全員が時間内に書ききってくる。

これが入試です。

振り返って考えてみましょう。

今、受験勉強をしている時、たとえば、英語の長文、たとえば、国語、たとえば英作文、たとえば難しい数学の問題。

ちゃんと時間内で考えきっていますか?途中であきらめたりしていませんか?途中で回答を見たり、辞書を引いたりしていませんか?途中でトイレにいったり、席をたったりしていませんか?

つまり、そもそも受験勉強をしっかりできていない確率がある。なぜなら、受験勉強=問題集の問題が解けなくても、不合格にはならないからです。

実際は、その問題が解けないということは不合格になる可能性があるにも関わらず、です。模試の結果を見ても「これは模試だし。たまたまミスをしただけ。よく考えればできるし。本番までにはなんとかなる」なんて考えて模試の復習もしていない人は、おそらくこういう傾向が強いはず。

だから、本番で、第一志望までに、真剣勝負をする必要があるんです。

メンタルが弱い人はお守りを作る

もうひとつの理由は、「お守り」です。

たとえば、難関大学のひとつ上智大学は、かなり早い日程に入試があります。これが第一志望だったりすると、だめな時のショックが大きい。これがだいたい立教の受験のころにつきつけられるわけです。

立教は大丈夫ぶなはずでも、だめだとつらい。結構ボロボロになったりするんですね。

なので、行かなくていいから「お守り」はあった方がいい。極端なことをいえば、まったく行く気のない、1月中の女子大あたりでもいい。1日からは全学部統一も結構はじまってきますし。

このあたりをしっかり受けて、合格をもらう。何より、いきなり第一志望の受験より、練習もした方がいいですよね。

最近の生徒はとにかくメンタルが弱いから、こうした「どこでもいいから合格を持つ」ということによって、「あそこはだめだったけど、とことんだめではないんだ」という底をうつ感じを持てるようですね。

浪人したときのため

つづいて、「浪人してでも〇〇大学」の人はよく読んでくださいね。

いいんです。そのこと自体は。私も浪人したし、そのことを全面的に悔いていないし。

でも、そのことと「受けない」ことは違います。

教員をしていると、当然既卒生の出願先も知ることになります。調査書を出しますから。そうすると、現役の時に「〇〇大学以下は行かない」といっていた人が、ことごとく、もっと安全な大学にたくさん出願しているんですね。

もちろん、そのことはその既卒生が念願の第一志望大学に届かないこととは別です。

つまり、浪人すると、きちんと受験するようになる。

それは「浪人がつらい」からです。だから「二浪は絶対したくない」。妥協して、現役の時に絶対行かないといっていた大学にも出願をします。

でも、考えてみるとおかしくないですか?

現役ならA大学でもいい。浪人したら、それはダメ

が普通じゃないですか?

なのに、

現役なら第一志望大学、浪人したらその下の大学でもいい。

いっておくと、浪人は本当に不安です。どんなに判定が出ても、だめなんじゃないかと思う。だからこそ、志望校を決めるときに、どんどん下げたくなる。第一志望受けるにしても、併願は極端な安全校、とかね。

そうしたくなるんです。不安だから。

もし、現役で受かって蹴っていたら…。一年頑張ってみればたぶん、そこぐらいはなんとかなるんじゃないか。去年より判定はいいんだし。がんばったし。って思えません?

そうなんです。来年のためにも、受かっておくことは大事。

受けなかった以上、「受けてれば受かった」なんてありえない。

わかりますか?

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行かない選択は受かってはじめてできる!

 

大学入試の方式と併願校選び

さて、ここからは大学入試の方式を説明しながら、併願校選びの基礎知識を身につけましょう。

まず、とても基本的なことですが、これからの説明は一般的なことであり、大学ごとに異なる、ということです。

たとえば、センター利用の場合、慶応はありません。早稲田は学部ごとにやり方がまったく違います。

全学部統一は、早慶はやっていませんし、明治は学部併願可、立教は学部併願不可です。青山学院は定員がものすごく少ない。

だから、大学ごと、学部ごとにきちんと調べていく必要があります。

センター利用は受かるときは全部受かる。落ちるときは全部落ちる。

センター利用とは、センター試験の結果を入試判定で使う方式です。

センターだけのところもあれば、センターに学部・大学独自の試験を組み合わせる形もあります。

試験科目もさまざま。5教科7科目の国公立併願者をとりこむところから、私大の3科目ぐらいまで。明治などでは3科、4科、5科…というように同じ学部学科でいくつもの方式があります。

センター利用の一番は、受かるときは全部受かり、落ちるときは全部落ちる、ということです。早稲田は90%以上は当たり前。立教も異文化コミュニケーションなどの人気学部は95%に達しているようです。ついこの間までは、80%、人気で85%なんていっていましたが、今は90%目標、最低でも85%ぐらいでしょう。私大定員厳格化の影響ですね。日東駒専でも、文系三科目ならかぎりなく80%目標だと思います。

ちなみにここで言っている得点率はあくまでも昨年ベースです。平均点があがれば、最低点はあがりますし、下がれば最低点も下がるはず。だから、あくまでも目安です。大学で「90%とったら絶対合格」なんてところはありませんよ。大体、合格者数で入学者数を決めているはずです。いろいろ複雑な計算しているところもあるかもしれませんが、ベースは合格者数のはず。

もどります。

だから、たまたま84%ぐらいとれれば、A大学合格でB大学不合格みたいなことは起きますが、大失敗して、70%になった瞬間に全滅します。逆に90%越えました!みたいなことになると、全部合格もらえます

当り前です。ひとつの試験ですから。

したがって、同じようなレベルの大学に山ほど出すのは無駄。出すなら、レベル差をつけて出すことが大事です。

簡単にいうと、センター利用だけで滑り止めにするのは怖い、ということ。もちろん、そのつもりでいてうまくいったら一般端折って、うまくいかなかったらちゃんと受けて…というのはありですが、すべてをセンターで、というのは、東大、東工大、一橋合格レベルの生徒の作戦ですね。

GMARCH受かったらうれしい、だとすると、なかなか滑り止め、というわけにはいかないと思います。

また、一般論ですが、科目が多い方がボーダーラインは下がることが多い。特に東洋大や成蹊大は、あきらかに5科目などをやっている国公立受験者をとりこもうとしています。このあたりだと70%強ぐらいでも受かるのではないでしょうか。5~8年ぐっらい前のことですが、計算すると3科の受験者がもし、5科で出していたら、残り2科目0点でも5科で受かったんじゃない?みたいなことがありました。実際はわかりませんが…。

今はそんなことはないですけど、明らかに5科の受験生がほしいのがこの2大学です。国立受験者はまじめで大学入っても成績がいいんだそうです。

だから、よほど苦手がない限りはやっているなら、科目が多い方が有利です。

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数学が苦手でも、本当に55点はとれない?実際にはもっと差のあるケースもありますよ。

つづいて言えることは、事前出願と事後出願です。

センターを受験して自己採点してから出せるのが、事後出願。

センターを受ける前に出願が締め切られるのが、事前出願。

これは圧倒的に、事前出願の方がありがたい。センターが終わってしまえば、予想されるボーダーラインやリサーチの結果で判定がついた人がどどんと出してきてボーダーが高くなる可能性があるからです。

それに対して、事前出願なら、最初から考えていた人だけの勝負。なので、事前の方がおいしいです。

理系は、センター利用のボーダーがかなり低いことがあります。滑り止めは意外と作れることも多い。また、理系の場合は、数学がⅠAⅡBですみますから、Ⅲに不安がある受験生は、センター利用を積極的に使う必要がありますね。

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センター利用入試の注意点

 

個別入試と全学部統一入試の難易度って違うの?どっちが有利?

最近のMARCHのはやりは、全学部統一入試です。

これは、その大学独自でセンター試験のようなものを作って、その大学の全学部が同じ日に試験をする、ということです。したがって、MARCH以下は、定員をふたつにわけて、一般入試が2回ある、ということになっています。

となると、どっちが有利?というのが聞きたいですよね。

一般論でいえば、全学部は定員が少なく、また日程も早いため、難しくなりがちで、やはり、個別入試の方が簡単だと思います。

ただ、これは年による、という部分も多分にあり、大学はあまり難易度の差が出ないようにしていると考えられます。

大学別難易度のイメージ

比較的、難易度が同じなのが立教。立教は全学部での学部間併願を認めていないので、1学部しか出せません。そんな影響もあると思いますが、個別と差がないような気がします。

それに対して、明治は学部間の併願を認めているので、個別より難しい感じがします。総じて明治は、「決めた定員でやってますから、どの方式が難しくなるかはわかりませんね」的な雰囲気があります。さっきのセンターの科目数の問題でも、「科目が多いと方式が難しくなることもありますよ」ってさらっていっちゃう感じ。受ける方からすれば、多い方が大変だから易しくしますっていってくれると安心できるんですけどね。そういったら、「だから全部出してくれるとうれしい」っていわれました。これが明治の雰囲気ですね。

青山学院は誠実なので、パンフレットにどれだけ入学したかまで書いてあるんですが、全学部の入学がほとんどいなかったりすることが見てとれます。もちろん、年によりますが、全学部は敬遠した方がよいでしょう。青山に行きたいならね。

法政は、T方式といって、ここだけ2科目入試になります。なので、そもそもの難易度比較ができない。苦手科目が削られる科目なら、圧倒的に受験すべき方式になります。科目が減れば、合格最低点は当然高くなります。

全学部統一入試は問題が普通になる

もうひとつ重要なのは、全学部統一入試は、問題が普通になるということ。全学部が同じ試験を受けるわけですから、学部ごとの癖が消えていきます。

  • センター試験のようになる。
  • つまり、全範囲から均等に出て来る。
  • 普通の問題が多くなり、特徴的な問題が姿を消す

ということになります。

これは、ポジティヴにとらえれば、

特別な対策が必要でなく、センターの準備をしていればいい

ということですし、ネガティヴにとらえれば、

赤本の対策が意味なく、第一志望の対策を練って逆転がしにくい

ということです。

明治とか青山のような個別が癖のある大学は(法政も日程ごと、中央は学部作成ですかね)自分に相性が悪い、でもどうしても入りたいなら、全学部にチャンスがあるということです。逆に、赤本対策死ぬほどやった、という人が、センター対策ばっちりやった国公立併願のやつに合格をとられるということでもあります。

難しいですね。

立教なんかは、そもそも学部共通でバランスのいい問題作ってますから、個別も全学部も傾向がまったく変わりません。

追加合格は個別から、が基本

今年は、定員厳格化1.0倍のペナルティが見送りで、インセンティヴが導入されますから、ちょっと見通しがわかりませんが、

(詳しくは以下ね。)

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 去年までは、追加合格で調整してきたわけです。

これは大半の大学が、個別で出すのを基本としています。私が調べた限りでは、

個別か、後期・3月入試かのどちらか。3月入試がないなら多くは個別っぽい。もちろん、「ものすごく足りないときはセンター利用からも出しますが…」なんて言葉もありましたが、一般論として、センター利用の合格者の方が併願率が高く、追加をだすのには向きません。個別と全学部もそう。全学部が先にありますから、全学部の方が併願率が高くなります。

だから、個別が最後のとりでになります。だから、絶対にはいりたい人は個別をベースに考えるべきです。

第一志望は受けますよね?だからこそ、第一志望じゃないけど、現実的には第一志望といってもいいような、進学できたら結構うれしい大学を決めて、そこの個別を入れることをおすすめします。

 で、前回の話でした。

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というか滑り止めが滑り止めになっていない人は、やっぱり個別入試で滑り止め作らないとまずいよね、っていう話になります。

英語四技能入試ってどうなの?どんな種類があるの?

英語四技能入試については、これもまた大学でだいぶ異なります。

いくつかのパターンをしっかり見極めることが重要ですね。それによって誰が受けるべきなのかが決まります。ただ、これも分類はできますが、実際はどうなのかは入試担当者に話を聞かないとわからない。しかも、大学はその結果を受けて、微妙に基準を動かして、自分たちの狙ったところにもっていきますから、変化も大きくてとらえにくい。という前提で読んでください。2020年の入試改革の英語スコアがどうなるのか、何がいいのか、ということについては、落ち着いたら、まとめて書く予定です。ただ、首都圏においては、この私大の4技能入試が何を認めるのか(これは国公立とは別の話ですから)とリンクしてくるんですね。お金と何回も受ける負担を考えなければ、それぞれのベストを考えますが、実際には、そうは行かない。となると、私立が何を認めるかとスコアのとりやすさ、費用との兼ね合いになるはずです。

受験資格型パターン

この代表格は上智のTEAP入試。おかげで、うちの学校の四技能といえば、とにかくTEAPです。

この入試の場合、原則は「英語の苦手な人」向きです。なぜなら、入試では英語がないからです。英語は受験資格なので、それを越えさえすれば関係ない。合否は、他教科で決まります。上智は英語、というイメージがありますが、一般入試の仕組みを見ても、実はものすごくバランス型で英語だけの人を排除している雰囲気があります。

さて、この方式、全大学が英語の苦手な人向けかというと、そうはいきません。英語のスコアの基準がめちゃくちゃ高い場合、そうですね、GMARCHなら英検準1級基準なら高すぎます。(2級なら低いです。GMARCH受かるなら2級の実力はみんなあるでしょうね。たいてい、その中間にラインがあります。)そうすると、実際に受けられる受験生がいない。いたとしてもその生徒は帰国生などの他教科が比較的弱い生徒の可能性が高い。となると、競争が起きないんですね。こういう大学は狙い目になります。

加点型のパターン

千葉大とか、理科大とかのパターンですが、みなし満点とか、級ごとに加点を決めたりするパターンです。このパターンは、英語が得意だと満点になったり、加点がもらえるわけですから、間違いなく英語が得意な人が受けるべきです。

ただ、悩むのが理科大のように、スコアに応じて加点が決まっていると、ぎりぎりで受験する場合に不利になるんじゃないのか、ということですよね。特に理科大の場合、この方式か、普通のセンター利用か選べ、とくるので、どっちが得なの?って思います。昨年の入試前は、「スコアを持って受験資格をえるだけでも、そういうスコアを持っている人は少ないから、英語スコア使った方がいいです」って担当者が言っていましたが、実際はどうだったのか?そういって人が集まると逆の結果になるのが入試ですからね…。

いいとこどりパターン

一番迷いなく出せるのがこのパターンです。

東洋大の場合、スコアに応じた点数保証と実際に英語を受けての点数といい方を使ってくれる。これなら迷う必要がありません。そのうち流行ると思います。東洋大賢い。

早稲田の文・文化構想は一般入試にこれをぶつけましたね。だから定員を回したわけです。で、四技能とこの一般入試が同じ日程で併願できる。東洋大のようなスコア保障はないです。定員が別なので。

これが味噌。逆にいえば、スコアをもっていない人は、定員が減らされたわけです。スコアを持っている人は両方出願して、両方で判定してもらえる。となれば、4技能とるしかないですよね。

 

併願校をどうレイアウトするか?滑り止めは何校必要?

今回の最後は確率論です。滑り止めがどのぐらいいるかという話です。

C判定50%の大学があったとします。

これだって、センター利用、全学部、個別、と使えば3回の受験です。

確率論でいえば、C判定50%が

1校なら、1/2で不合格。

2校なら、1/4で不合格。25%です。

3校なら、1/8で不合格。12.5%。

4校なら、1/16で、不合格率は10%を切りますが、本当?

それでも落ちればそれは実力でしょう?

だとすると、3校で十分ですね。実力相応校。

ここが悩ましい。

だって、センター利用もいくつも方式がある。全学部もある。個別もある。で、同じ大学に似たような学部があったり、似たような大学があったりする。

1学部きめたって3校受けられるのに、2学部や2大学、同じところでうけたら、あっという間に、×2、×3となってしまうのが今の入試状況です。

こういうところをいっぱい受けたいとするなら、併願校は減らさざるを得ない。

さっきのところに戻ります。

2校75%の合格率に、B判定やA判定を1校加える。

3校87.5%の合格率に、B判定やA判定を1校加える。

不安だったら、B判定やA判定を2校にする。

これで十分でしょう。

逆に言えば、D判定やE判定なら、最低3校ぐらい受けないと奇跡は起きそうにない…。

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確率で併願校を考える。

もちろん、こういう戦術を使うためには、模試でC判定、B判定、A判定がなければ話になりません。

だからこそ、現実的な第一志望や、絶対に合格をとるという姿勢が必要になるんです。

 

次回は、併願校決定するための具体的な考え方。併願校数の考え方などに迫ります。

 

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