学びの真似び(まねび) 「学び続ける人」になるために(教育と受験と勉強法)

学習の仕方に困ったことはありませんか?ここでは、「真似び=学び」という形で、さまざまな学習方法へのアドバイスをしていきます。学習の仕方に悩んだら、受験勉強で行き詰まったら、ぜひ訪れてみてください。効果的な学習方法を知って、学び続ける人を目指しましょう!

高校で学習の巻き返しを図りたい君へ。逆転を図るための、最短コース!

新しい学校生活、新しい学年が始まって1カ月が過ぎようとしています。今日は、この1年でもっともやる気のあるときに、今一歩の勉強をなんとかしたい、ここで成績をあげてやるというあなたに提案する学習方法です。

そろそろゴールデンウィークです。新しい学年や新しいクラスに慣れましたか?人間、こういう切り替えの時期は「今年こそ…」と思うものですね。でも、実際に「どうすればいいか?」という話になると、立ち止まってしまいます。そして、「どうすればいいか」悩んでいるうちに、やる気のあったゴールデンタイムは過ぎ去り、結局変わることのない自分に戻ってしまいます。

というわけで、今日は高校生をベースに、「大逆転」を目指して何をするかを考えてみたいと思います。本当は全部やってほしいところですが、とりあえず、何かでも取り組んでみませんか?

 

君に自信を取り戻すのは、「地歴」と「漢文」

私が出会った生徒の中で、大逆転を果たした生徒は確かに存在します。条件はたったふたつ。

ひとつは、本人の意識が変わったこと。場合によっては、「部活がうまくいかない」とか「人間関係がうまくいかない」とか、ネガティヴなことがきっかけのことが多いような気がします。でも、とにかく「変えたい」とか「見返してやる」とか、そういうことでさえ、気持ちが動けば、人間は変わります。

もうひとつは、正しい方法で取り組むこと。私が関わってうまくいった生徒は、私との相性がよかっただけかもしれませんが、それでもやはり、いくつかの正しい方法によって、成功に近づいていきます。

というわけでまず、最初の提案は力を入れるべき科目です。

正しい方法で取り組んだ時、成果が出る。こういう成功体験を積み重ねながら、粘り強く継続することで「大逆転」が可能になります。「この方法でやればうまくいく」という自信が必要なんですね。

高校の科目でいうと、日本史、世界史、地理。さらには漢文。あとはぎりぎり理科。これらの科目にまずは力を入れましょう。

一応、書いておきますが、本来これらの科目は、中心科目ではありません。強いと得をする科目は、文系では圧倒的に英語、理系では数学と英語です。ですから、ここから始めるなんていうのは邪道中の邪道です。

では、なぜこれらの科目から始めるのか?それは「借金」がないからです。成績が振るわない場合、英語や数学は、少なくとも中学校からの復習が必要です。模試の偏差値が50を切るようだったら、たぶん中学校の復習をしないとまずいですね。そういう積み重ねの上に高校の勉強があります。あなたが高校1年生ならまだしも、2年生とかになれば、当然、その上に高校1年の勉強が積み重なるわけです。

こうした科目を「逆転」するには、ただやるだけでなく、今習っていることと切り離して、その人に合うようカスタマイズした復習が必要です。実際、試験でも、今やっていること以外も出てしまいます。となると、ちょっとやったぐらいでは、それに比した結果は出ないし、結果を出すまでに膨大な復習をするという「我慢」が必要になるんですね。

まずは日本史・世界史・地理、あるいは理科で勝負を!

たとえば、日本史や世界史を考えてみましょう。定期試験や授業をベースに考えてみます。中間テストの範囲が、古代だったとして全部寝ていたと仮定します。結果、0点に近い点数をとる。で、期末テストを迎えます。さて、中間テストの借金は影響するでしょうか?

実はほとんどしないですね。範囲が次に動くからです。日本史や世界史が2年にわたっている場合もそう。1年生さぼったからって、2年生はまた次の範囲に行くわけで、さぼった1年生の分はどこかで取り返さないとまずいんだけど、でも、2年生のこの範囲だけでもできる、ということはありうるのが歴史とか地理なんですね。

もちろん、多少は中学生の借金がありますが、でも、高校ではやり直すケースが多いので、なんとかできるんです。

これが、自信につながる。英語や数学は借金のおかげでビリの方でも、歴史だけトップに立つ、なんてことはできます。この自信が借金を返すためには必要なんですね。

ちなみに理科もそうではあるんですが、理科は、高校では数学の素養が必要だし、積み重ねが起こっています。だから、数学同様、1からはじめないとだめなことが多いです。もちろん、分野が変わったりすると、うまく0から始まることもあるんですが…

ピンポイントで自信をつけられる漢文

もうひとつ、「やればできる!」「頭の出来が悪いわけじゃない!」という自信をつけられる科目は漢文です。

漢文というのは、やらなければできない科目ですね。日常生活の中で、漢文を目にすることはないでしょう。古文ならまだ、歌とかことわざとか言葉遣いぐらいは目にしますが、漢文は…。訓読調ぐらいなら小説でも読んでいれば、出て来るかもしれませんが、漢字の羅列は…。今や英語の文章や、英単語の方が、日常生活にあふれているぐらいです。

ということは、逆に言うと、高校での学習がすべてということです。

しかも、高校生が難しく感じやすく敬遠しやすい。その割に覚えることは実は少なく、即効性がある。

これ、是非、信じてください。

で、苦手な人は、是非、私の教え方も信じて以下でどうぞ。

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絶対、なんとかなりますから。

 

テスト勉強をみんながしたら負けるかもしれないけど、明日この1時間の授業だけの範囲を抜き打ちテストすると、君だけが知っていたら…

さて、じゃあ、まず、歴史と漢文あたりを真面目にやるとして、それで、1日に何時間も勉強する、ということになると、結局大変な気がしますよね?もちろん、逆転したいとすれば、多少は仕方ないとしても、「そりゃあ、いっぱい勉強しないと逆転できないし、いっぱい勉強すれば逆転できるのは当たり前だよね」ってことになりますよね?

実は、私は、あなたが高1高2であるなら、そんなに量は必要ないかな、意識じゃないかなって思ってます。授業をまじめにやろう、というだけでいいんじゃないかと。

では、どんな意識、どんなメンタルが必要なんでしょうか。これ、実は結構、簡単な話で、授業をまじめに受けよう、というだけなんで、それでは具体的になりませんから、こんな設定にしてみたいんです。

明日、実は、今日の授業の1時間分のテストがあります。出るのは今日の授業に関わるところだけ。他は出ません。今のところ、そのことを知っているのはあなただけ。も明日突然試験が行われます。しかも、そのテストでクラス1位になったら、ものすごい賞品がもらえます。ただ、家では勉強する時間は与えられません。さあ、あなたはどうやって授業を受けますか?」

さあ、どうです?「ものすごい賞品」に関しては、「100万円」でも「大事な人が誘拐されていて脅迫される」でも、あなたがやる気になるように動かしてください。

現実的なたとえは「第一志望の大学に入学できる権利」ですけどね。

意外と簡単じゃないですか?

えっ、無理?そうですね。数学とか英語とかだと、やってないのにできちゃうやつもいるかもしれないし、あなた自身がそもそも今日の1時間真面目にやるだけで満点とれるのかっていう問題がありそうです。

でも、歴史だったら?漢文だったら?頭のいいやつがそこそこまじめに聞いていても、「テストのために完全に覚えよう」まではやらないですよ?どうですか?

やれそうにないですか?

ていうか、そもそも「クラス1位」が条件でしたっけ?たとえば、あなたの学校で、その第一志望に入学できるのがクラスで一人いるかどうかなら、トップでないとだめですが、そもそもクラス1位でなくていい可能性もありますね。

結局、意識が変われば、授業だけでこのぐらいの可能性があるんです。もちろん、これを毎時間続けることは大変です。

でも、「100万円」のためにあなたがもしできるとするなら、「第一志望」のためには、もっとできると思うんですけど…。どうですか?第一志望より100万円の方が大事ですかねえ…。

 

申し訳ないけど、友達はちょっと変えよう!仲良い友達とわかれる必要はないけど…

さて、こうなってきたとき、付き合う友達はちょっと変わらないといけないかもしれません。ここでいう「変える」というのは「交換」ということではありません。「今まであなたが付き合わなかった人」とも付き合う必要がある、ということです。別に、今まで仲よくしてきた人とサヨナラしなくてもいいんです。口をきかなくなる必要もないんです。でも、今まで付き合ってない人とも仲良くしなければいけません。

あなたが落ちこぼれているとするなら、それはそういう雰囲気があなたの周りに蔓延しているんですね。「常識」といってもいい。授業は寝ててもいい。宿題はやらなくてもいい。あるいは写してもいい。テストはできなくてもいい。普通、やらないし、普通、できないし…。

こんな感じです。

だからできないんですね。もし、あなたが変わったとするなら、この常識は変わっているはずです。あなたが変われば、周りも変わっているはずです。

でもね、こう考えると出発点はあなたが変わること。いや、ここで必要なのは、あなたが変わるために何ができるかです。

だったら、まずは、行動を変えよう。

たとえば、席替えがあるとしたら…。一番前に行ってみません?集中できますよ。

たとえば、グループ学習があるとしたら…。勉強できるやつに話しかけて、聞いてみません?「これ何?」とか。

たとえば、テスト前だとしたら…。残って勉強するやつと一緒に行動してみません?勉強教えてもらったり…。

恥ずかしい?ぼくの友達はみんな勉強しないで帰ってる?

じゃあ、あなたが変わりようはないですね。それこそ友達を切るしかない。その友達ともしっかり付き合うなら、あなたの行動の一部を変えてみないといけない。

ちょっと意識してみませんか?

勉強はアウトプット重視!

勉強は、とにかくアウトプット重視です。「覚えることは思い出すこと」ですね。

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あなたが、ここまでの話で、授業そのものの受け方を変えてくれるとするなら、具体的に、学習方法の変更に入らなければいけません。

とにかく「覚える」、そしたら「何も見ずに思い出す」ということを意識しましょう。その場合、一番簡単なのは、つぶやくことです。人間は何かを本当に覚えようとすると、つぶやいています。ぶつぶつ言っているはずです。

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まずはそんなところを意識してみましょう。

 

科目別逆転への一歩。まずやることと、次にやること~勉強法とやることはどんどん変わっていく。

続いて、理解してほしいのは、学習には「絶対」というものはない、ということです。これから、科目別に学習方法を書きますが、これは、あなたが「大逆転」を狙う「第一歩」として書くものだということです。

効果をあげるため、学習に自信を持つため、学力をつけるための「第一歩」です。

たとえば、ここまで「歴史と漢文を重視せよ!」と言っているのですが、あくまでもこれは自信を持つため、最短距離で自信をつけるためです。本当に大学入試で力を発揮するのは、何と言っても英語と数学です。

つまり、あるところまで、まず歴史や漢文で自信をつけるとしても、どこかで、本丸であるところの、英語や数学にシフトしなければいけません。

英語そのものの学習も同じです。

これから私が書くのは、「まず」「第一歩」として、です。それだけやっていたら、いつまでたっても得意にはなりません。

つまり、少しずつ成長する。そうしたら、やることが変わる。次の課題が見つかる、ということですね。

このあたりは学習計画の立て方の話ですが、まずは、ここで書いていることが「第一歩」であるということだけ理解してください。

学習計画の話はこれから、書き進める予定です。

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苦手、落ちこぼれからの回復の基本は「薄い問題集」!できるだけ早く全体を復習したい!

まず、全教科に関わってくる基本方針です。とにかく薄くて基本だけを復習できる問題集を選びましょう。

  • 薄い
  • 基本だけ
  • 問題集

ですよ。

まず「問題集」であること。さっきの話ではないですが、苦手な人はアウトプットしないことが多い。だから、参考書だとながめて終わります。したがって問題集を選びましょう。(何度も言いますが、参考書がいらないとかそういうことではないんです。「第一歩」の「自信」の話です)

次に薄いこと。これは、ひとつに「スモールステップ」を踏みたいんです。全部終わると達成感が出ます。これが大事。薄ければ薄いほど、達成感が早く、そして多くきます。なぜなら、終わったら次の課題に行くからです。基本的にできれば7周ぐらいして仕上げたい。なので、薄いものを選んでください。

そして、最初は基本であること。いくら薄くても、時間がかかりすぎてはだめです。だから、まずは簡単なものから取り組んで、やればできるというものにしましょう。

これが全部の科目に通じていく基本です。

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数学をやり直すには~まず基礎だけを反復!

まずは数学です。数学は、基本のところにして、早く全部を復習しましょう。

数学は単元ごとに

「例題」「基本」「標準」「応用」って進んでいきますよね。

これを基本だけ、標準だけ、応用だけ、という形で3周する形で終わらせるのがおすすめ。

つまり、とにかく、全部を復習すること。あなたが高2なら、まず中1からはじめて基本だけやってGW明けには、高1範囲まで終わりたいぐらい。例題と基本中の基本ぐらいなら、意外とはやいですよ。

古文と英語をやり直すには~単語と「訳をカンニングしてから音読」を毎日

古文と英語は、まずは単語からやることをお勧めします。「文法は?」という声も出そうですが、何度も書きますが、優先順位ですし、この場合の「まず」は2週間からせいぜい1カ月ぐらいをイメージしていて、7周する話だからです。

文法もやりますが、まずやるべきは「単語」です。単語がわかればなんとかなる。逆に文法がわかっても単語がわからないとどうにもならない。

もちろん、中学校レベルのものが半分ぐらいしかわからないなら、文法もまずやってほしいですけどね…。

で、この場合の単語は、スペルを後回しにして、まずは単語を見たら意味がわかるようにしたい。

で、ポイントは、この段階でリスニングとか音読とかをもう入れたい。これも「まず」です。アウトプット重視だと「音読」ですが、英語なら「リスニング→音読」がいいですね。訳は初期はわからないでしょうから、はなからあきらめて、先に読む。日本語で映画見て、頭入れたら英語を聞く感じです。

これなら、1日5分もあれば、毎日できますよ。

歴史を得意にするには~7周とまとめノート

歴史はまとめノートを作ることをおすすめします。できれば授業中にやりたいですね。

今、やっているところなら3分間作文がおすすめ。授業中にまとめノートを作りながら勉強して、家帰ったら3分間作文…というのがおすすめです。

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受験が近くなっていて、やったところを復習するなら、7回読みのイメージが必要です。

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理科ができなくなった人に~高校の理科は「数学」。問題を解かなければできない。

理科に関しては、数学と同じやり方をとりましょう。なぜなら、高校の理科は数学に近いからです。

学問が数学だというよりは、問題を解いていく、そのプロセスが数学だということです。覚えるのではなく、身についたことを使う感じです。

だから、まずは、「問題演習」です。

その意味では、とにかく問題を解くということを忘れずに。中学校のイメージで、まとめノート作って覚えていく…ということではだめだということを自覚しておきましょう。

 

以上で、大逆転に向けて、でした。

今年はゴールデンウィークも長いですし、大逆転を起こすには絶好です。何かやってみませんか?