学びの真似び(まねび) 「学び続ける人」になるために(教育と受験と勉強法)

学習の仕方に困ったことはありませんか?ここでは、「真似び=学び」という形で、さまざまな学習方法へのアドバイスをしていきます。学習の仕方に悩んだら、受験勉強で行き詰まったら、ぜひ訪れてみてください。効果的な学習方法を知って、学び続ける人を目指しましょう!

高校入学したら、知っておきたい高校生の学習習慣

この4月から晴れて高校生になった方もたくさんいらっしゃることでしょう。高校生としての学習習慣について、まとめてみたいと思います。充実した楽しい学校生活とともに、学習と目標進路の実現を両方手に入れるためのアドバイスです。

 

高校生の学習は大人の仕事。一番大切なものではないけれど、最低限の成果を出さないといけないもの

入学おめでとうございます。希望に充ち溢れた高校生活のスタートですね。大人の一歩手前ともいえる高校生ですから、本当にかけがえのない3年間です。二度と手に入らない、まさに「青春」時代ですから、大事にしてください。

部活動や趣味、友達関係…さまざまなかけがえのない、二度と手に入らないものがあるわけですから、まずは、それを大事にしましょう。

でも、その楽しい3年間が、最終的に希望の進路が達成されないことで、なんだかマイナス評価になってしまったら、もったいないですよね?

だから、そのあなたにとって、かけがえのないものを大切にしながら、それでも学習はしていかなければいけません。たとえていうなら、大人の「仕事」のようなものです。多くの大人にとって、人生において「仕事」より大切なものはたくさんあります。家族であったり、友人であったり、生きがいであったり…。でも、「仕事」をしなければ生きてはいけないし、できれば成果を挙げたいし、両立させるためには仕事を効率よくこなして、最大限の成果を得たいものです。

ね?

「勉強が一番大事」なんていうのは嘘です。一番はほかのものでいい。でも、勉強はあなたの優先順位の最下位であったとしても、それでも、一定の成果を挙げていなければ大変なことになるんです。

もう、高校生ですから、その部分を意識しながら、3年間を楽しんでください。

いわゆる「地頭」とは、ここまでの学習の成果。高校での学習の姿勢が、成績を決める!

まず、これまでも何度か、書いてきましたが、いわゆる地頭というようなものは、ほとんどない、ということです。

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とはいえ、今の段階で、あなたは自分の「頭」についての評価を持っていることでしょう。でも、それは、この15年間、あなたがどういう環境で、どう過ごしてきたかによって、大部分決まっているものなのです。

もちろん、大学入試で考えれば、18年のうちの15年が過ぎてしまったわけですから、取り返しのつかないこともたくさんあります。

たとえば、あなたが東大を志しているなら、現役で入るためには、現段階で一定のレベルにいる必要があります。実はそれは早稲田でも、明治でも、千葉大でも、変わりません。15/18が過ぎているわけですから、取り返しがつかないものもたくさんあるわけです。これもデータで出ています。

しかし、ここでふたつのことが言えます。

一つ目。15/18は時間が過ぎただけであって、今からもう一度、中学校の範囲を復習して身につけることができるなら、それは取り戻すことができます。そして、往々にして、中学校の教科書範囲の復習は2カ月もあれば完全に終わらせることが可能であること。

二つ目。残りの3/18はこれからやってくるものであり、そして、このたった3/18は、参考書のページ数でいえば、今までの15の何倍もあること。つまり、ここまで頭がよかったかどうかは関係なく、ある一定のレベルに達していなければ、これからこの3/18が理解できないにせよ、これからの学習姿勢で変わってくるんですね。

さきほどの記事にも書きましたが、うちの学校のデータでは、模試の成績と定期試験の成績のどちらが、高3末の模試の成績と相関するかというと、定期試験の方が、いつにおいても高い相関を持っているんです。

つまり、高校に入って、しっかり学習するかどうかが、当たり前ですが、大学入試の結果と深く結びついている、ということがいえます。

高校2年生の秋・冬には80%決まっている!

続いておそろしいデータなのですが、あなたが難関大学を志望している場合、高2の秋・冬には80%が決まっています。

難関大学を受験するための、一定の基礎学力に到達していないと、逆転できるのはわずか20%。ベネッセの数年前のデータですが、GMARCHにいたっては、このレベルに到達していない生徒が合格したのはわずか14%となっています。

しかも、その逆転には条件があります。

簡単に書くと、文系では英語が得意であること、理系では英語、数学が得意であることなんですが、理系の最難関になってくると、すべての科目で少しでも高い成績の方が受かりやすい、という、とんでもない結果になっています。

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しかし、考えてみると、学習の結果が出るのは、学習習慣が身についてから一定の時間を必要とします。逆にいうと、成績が落ちるのにも一定の時間がかかる。今までの借金や貯金がまずひびき、その後に学習習慣にあった成績になっていく…ということですね。

つまり、高2の秋・冬に成果が出ているためには、高2の春から夏にかけての学習姿勢が影響すると考えられます。

しかし、高2の4月とか夏休みとかに、学習の意識が変わるということが頻繁に起こるでしょうか?高2の4月に学習習慣を見直せる人は、実は高校入学後から意識を持って学習に取り組み、高1秋・冬で成果がでなかった部分について、見直そうとしているような人に限られてくると思います。

つまり、実は高校入学後に、あなたがどういう意識で学習に取り組もうとしているのかが、大きく影響しているのです。

高校で成績があがる人は学習時間が増えていく。学習時間が変わらないと、成績は下降する。

さて、これもベネッセのデータなのですが、高校入学前の学習時間が同じであったところから、高校入学後に学習時間の平均が、成績が上がる人と、下がる人で変わっていくというデータがあります。

高校入学時にはだいたい平日の学習時間は60分程度になっているのですが、これが9月の調査では、成績が上がる人は平均79分となるのに対し、成績が下がる人は65分となっているのです。上がる人はこの後、2年生4月では82分、9月では95分に達します。

それに対して成績が下がる人は2年生4月で62分、9月で65分となります。

怖いのは、成績が下がる人の学習時間は、入学時に比べればむしろ増えているということ。それからもうひとつは、「成績が下がる=学習時間が減る」ではなく、「学習時間を維持する=成績が下がる」であるということです。

これは、おそらく、どういう人が難関大に進学するかということと、密接に関わりがあります。

GMARCH以上の大学に進学する場合、最低でも「わからないことをつぶす」必要があります。「言われたことをやる」では、その下のランクの大学にぎりぎり進学できるかどうかです。

高校に入ると、難しいことを、しかも授業進度が早い中で行われます。たとえば、数学などでいえば、教科書や参考書の問題をすべて授業で解説するなんていうことは、絶対に行われません。ある部分は、説明が省略されたり、ある問題は触れなかったり…もっともっと説明しなくちゃいけないことはいっぱいあっても、その中から選んで、説明していくしかないんですね。

学年が進めば、どんどん難しくなります。

そうなれば、学習時間は増えるのが当たり前です。だって、難しくなるわけだから、理解するのに、取り組むのに時間がかかります。

では、どうして学習時間が増えないのでしょうか?

それは、「言われたことをやる」からですね。授業は中学生も、高校生も時間が決まっていて、(たいていは50分でしょう)しかも、週の時間数も決まっている。おそらく6時間×5日ですよね?土曜日に授業があったり、ないから7時間目があったり、そのせいで45分授業になったりとかいろいろあるにしても、大体の週当たりの授業時間は同じです。

となると、そこで必要な予習とか、授業で扱う分量とかは変わるわけがない。先生が省略したとしても、そこを気にせずに扱った部分は50分の中におさまるわけですから。

となると、勉強時間が増えない、ということは、難しさに関わらず最低限の授業の準備をしている、ということなんですね。

だから、成績は落ちてしまうわけです。

難関大学へ進学する人はどういう学習習慣なのか?「わからないところをつぶす」から、「関係ないところまで知りたくなる」

というわけで、難関大に進学したいなら、どんなイメージで学習をするべきなのか、ということはすでにまとめてきました。

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 ざっと、まとめると以下の通りです。 

旧帝大・早慶

言われなくても取り組める・発展的なことに自主的に取り組む。

学習時間は平日3時間が目安。

英数国ともに予習・復習を行う。数学は発展的な問題に取り組む。

英語の予習は、本文全体を読んでおく。

文法や単語や例文に目を通し、覚える。 類義語や対義語、違う用法など、本文で出て来たところ以外も目を通す。 数学は別解が知りたい。

発展的な問題に取り組む。

定期試験は2週間前から準備し、全体を自分なりに復習する。 試験の復習は、もとの参考書や教科書にあたり、全体を復習する。

授業は全科目とも予習したことを確認する場。 授業のノートは自分なりの工夫がある。

横国・首都大・千葉大・MARCH

わかるまでやる。わからないところをつぶす。

学習時間は平日2時間が目安。

英語・国語は予習、数学は復習が中心。

英語の予習は、本文全体を読んでおく。 文法や単語は、本文で出てくるところが中心。ただし覚える。

古文は本文を読むというよりわからないことを辞書で引くレベル。

数学は指定された解き方が中心で、教わってから解く。ただし応用問題まで取り組む。また次の時間の範囲に目を通すぐらいはする。

定期試験は2週間前から準備。わからないところを中心にそこをつぶす。 試験の復習として、間違ったところは必ず復習する。逆にいうと、間違ったところ以外はやらない。

授業では、わからないところは辞書を引いたり、質問をしたりする。 授業のノートは先生が示した大事なところなどがメモされる。

地方国立・日東駒専

宿題はきちんとやる。言われたことはやる。逆に言えば、怒られないならやらないことが多い。

平日1時間程度。

英語は予習。数学は復習。国語はほとんどやらない。

英語の予習は辞書を引くことがほとんど。

数学の復習は、宿題を中心に、やった問題を解き直す。次の予習はまったくやらない。

国語は、古文で本文を写す程度。

試験勉強は1~2週間前から取り組む。数学は全部の問題、つまり応用問題には取り組まない。英語や古文は本文を覚えることが中心。

試験の復習も、必ずしもするとは限らないが、ある程度復習はする。

授業の受け方としては、授業で指摘されたところを調べたり、覚えたりする。数学は授業で示されたところまでは取り組むが、解き方の説明が徹底されていない応用問題は取り組まない。

授業のノートは板書を写す程度。

難化し続ける私大入試をふまえて、どのような学習習慣をつけていくべきか考える - 学びの真似び(まねび) 「学び続ける人」になるために(教育と受験と勉強法)

 もちろん、理想に思えるかもしれませんが、確かに、そこまでやるなら、時間もかかるよね、という感じになります。逆にいうなら、平日1時間の学習だとすれば、そのぐらいしかできないよね、結果として言われたことだけ、怒られないようにしのぐだけになるようね、という感じでしょう。

「わかること」「わからないところをなくすこと」を目標にすれば、学習時間は倍は必要になるでしょうし、余計なところ、今日授業で出たわけじゃないけど、ついでにやっておこう、というようになれば、さらに時間が必要になってくるわけです。

だから、まずは「意識」と「目標」がどこにあるかが重要だといえるでしょう。

 

高校生は忙しい~時間をどう確保するか?まずは授業を受ける心構えを!

しかし、高校生は忙しい。

通学時間もずいぶん長くなったりしてませんか?部活動だって、かなり遅くまでやることが考えられますよね?

こういう状況の中、先ほど書いたような2時間~3時間の学習時間を毎日確保することは大変難しいことです。しかし、「わかる」ことが目標であることを考えるなら、必ずそのぐらいの時間は必要になってきます。

考え方は3つになってきます。できるだけ、この3つを同時に行うことが重要です。なぜなら、楽しい充実した学校生活のためには、ありとあらゆるムダを排除して、あなたのための時間を作り出す必要があるからです。

では、そのポイントを考えましょう。

その1 「授業」がすべて

まず、時間というのは、確かにある程度必要とされるものではありますが、まずは授業時間の集中力がすべてです。

授業で頭の中に内容を入れる人

授業でノートに書き写し、テスト前に内容を頭に入れる人

を比べてみればわかります。時間の無駄ですね。

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まずは、時間がないからこそ、「ノートをとったら、あとはやることがない」のではなく、頭の中に叩き込みましょう。

単語、文法、数学だったら実際に解いてみる、などなど。

家に帰ってやる前にまずは授業中に頭をフル回転させましょう。

その2 「授業」以外では、どの学習を優先すべきなのか考える

どうしても、授業だけでは足りないとするなら、限られた時間の中で何を最低限やるべきかを考えましょう。

たとえば、英語の読解型の授業であるとするなら、たとえば次のような手順が考えられるでしょう。

  1. 何も使わずに読解をする。
  2. 本文をノートに写す。
  3. 本文を音読する。
  4. わからない単語の意味を辞書で引く。
  5. 出てきた文法事項を参考書などで調べる。
  6. 授業で確認する。
  7. わからなかった単語の意味を覚える。
  8. わからなかった文法事項を覚える。
  9. もう一度読んで訳せるかどうか確認する。

というような感じでしょう。もちろん、英作文やスピーキングが入ってくるとなると、もっとやることもあるでしょうが…。

さて、高校生は忙しいですね。全部やれればやれるにこしたことはありませんが、どうしても限られた時間の中では、省略しなければならないことがでてきます。下手をすれば、英語は全部やるけど、数学は一切やらないというようなことにもなりかねませんが…

さあ、どうしますか?

成績があがらなくなる人は、2の本文を写すと4の単語の意味を調べる、を最低限にする人が多いと思います。

なぜ、このふたつを優先するか?

それは「怒られるから」ですね。いわゆる先生がチェックできる証拠の残る部分だからです。

しかし、本文なんて写さなくても、教科書を2冊買ったり、コピーしたりすれば、ひどいことにはなりませんし、授業を待てば正しい訳はもらえるわけですから、省略する前提なら、一番省略すべきところです。

では、何が残るのか?

それは予習なら、1の何も使わずに解釈するだったり、7、8のやったところを覚えるだったり、あとはトータルとしての音読であるべきです。

入試では常に初見で解釈する。つまり1。これをやらないと練習になりません。そのための基礎知識は7、8。これを覚えないと読めません。

こういうことを考えて、学習できるか?怒られるかどうかではなく、自分のために学習するという姿勢が大事なのです。

その3 「スキマ時間」を有効活用する

続いて、時間をどう作るかです。たとえば寝る前に学習すると決めてしまうと、たとえば11時に寝るとすると、3時間勉強するなら8時以降は何もできず、2時間勉強するなら9時以降は何もできません。

趣味もあれば、楽しいことも多い高校生活であまり現実的な数字ではないですね。だからこそ、10時からはじめて1時間くらい、が限度になってしまうともいえるでしょう。

これを解消するには、スキマ時間を集めてくることです。

たとえば、通学時間、電車の中。

たとえば、家から帰って夕食までの少しの時間。

たとえば、授業開始までの数分。

たとえば、授業が終わったあとの数分。

たとえば、学校について、HRが始まるまでの時間。

たとえば、朝、起きて学校に行くまでの時間。

こうした時間が、たとえば、全部が10分だとしても、全部集めれば1時間になるんです。意図的にやれば、もっと集められます。

たとえば、英単語を覚えるとか、音読をするとか、そういう作業はたとえば授業が終わったあとの数分とか電車の中でもできます。何も声を出さなくても、口だけ小さく動けば十分ですから。

そうすると、まとまった寝るまでの学習時間は、数学などの机に向かってどんと腰をすえてやるような教科にあてられますね。

また、成績上位者ほど、朝とか、家についた直後の時間を活用しているようです。参考にしてくださいね。

私は、とにかく授業の前後の1分ずつを大事にしてほしい。授業の前の1分でこの前の時間にやったことをさっと目を通し、終わったあとの1分で今、やった要点を頭の中でとなえる。この程度のことが積み重なるとものすごい差になっていくんですよ。

 

具体的な学習のポイント

それでは、最後にもう少し具体的な学習のポイントをまとめましょう。当たり前のことのように思うかもしれませんが、これを読むあなたが保護者や先生など、大人だとするなら、この当たり前のことができないことが大きな失敗の原因となり、またそういう生徒が思ったより多いことを知っていてください。

その1 ノートは絶対に作ろう!

ノートは必ず作りましょう。「ノートなんてあるに決まってる」と思う先生や保護者の方、ぜひ確認してみてください。

最近はアクティヴラーニング型の授業が多くなっています。これにともなって、いわゆる板書の量が減ったり、あるいは生徒発表のものが中心になります。これによって、「先生が書いた内容をノートにとる」という動作が極端に減っています。

この場合、ノートがあったとしても、ほとんど書いていない、なんだかわけのわからない内容だけが書いてある、というようなことが多くなります。

また、そういう部分を埋めるものとして、プリントが多くなっているのもひとつの特徴です。こういう授業の場合、プリントの穴を埋める程度しか、書かないということが起こっています。

学習は、自分なりにまとめる中で、頭の中に入れていくわけですから、ノートは必須です。

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ノートは本来、次の3つの役割を持ちます。したがって、どの科目も最低3冊はほしいぐらいです。

1 記録を残す~とにかく書き写す=授業ノート

いわゆる板書を写したり、先生の言ったことを書きとめたりするノート。おそらく授業ノートのようなものです。その場で忘れないように書きとめ、あとでもう一度整理するというノートです。

2 問題を解く、書く~計算用紙のように、使い捨てる演習ノート

数学や理科などの問題を解くためのノート。計算用紙といったらわかりやすいですね。国語でも自分なりに書いてみたりするのは、いわゆる「下書き」ですね。発想をするためにも、とにかく自分で書いてみる、だめだったらやり直す、というノートが必要です。

3 まとめ直して、これを見れば大丈夫というノート=まとめノート

入試会場にもっていくノート、といったらわかりやすいでしょうか。自分独自の参考書を作るようなイメージです。英単語の意味、なんていうのも、本来はこうしてまとめておかないと、あとで復習できませんね。

 

こういう少なくみても3つの役割がノートにはあるわけです。特に大学受験では、1年生でしかやらない範囲、やらない科目があるわけで、こうした部分は3のとっておく部分になりますから、授業ノート一冊にして、学年あがったらノートを変えるというようなシステムだと、入試で出る部分を捨てることにもなります。

まずはノートづくりを意識しましょう。

その2 手帳を使おう!

手帳については、高校生は必須だと思います。単純に言えば、

  1. 予定や持ち物を確認する。
  2. 目標を達成する。

のふたつになります。自分自身の目標を達成するために、まずは手帳を持ってみましょう。学校からノルティとかフォーサイトとかを与えられる人は、使ってみましょう。使い方は以下をどうぞ。

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その3 定期試験の学習を受験勉強にしよう!授業から定期試験の勉強が始まる!

つづいて、定期試験の学習についてです。中学校から、定期試験で学校の成績が決まるシステムの中で学習をしてきたと思います。

究極を言えば、テスト勉強の時間を0にするのが目標です。

そうです。試験勉強を0にするんです。なぜかといえば、毎日の授業が、試験勉強だからです。

もちろん、これは理想論ですね。でも、ある程度本気でこう考えてもらわないと困ります。なぜなら、そう考えないと、日々の授業はテスト勉強のアイテムを揃えるだけに存在し、試験前にはじめて勉強が始まってしまうからです。

このブログでは、今年は目標をどう立てて、日々の学習の計画を立てるかということを説明していくつもりです。

試験勉強については、これまでも書いてきましたので、目を通してください。

 

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その4 3分間作文の手法を覚えよう!

最後です。自分の頭の中に入れて定着させるというのは、記憶の仕組みを理解する必要があります。記憶については、いくつかまとめてきました。 

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こうしたことを理解してもらうといいのですが、時間を短縮できる復習の仕組みとして、是非、3分間作文の手法を覚えてください。

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簡単に書くと、

  1. 1分間で、書くべきことを頭の中で整理する。
  2. 3分間で、一字でも多く、頭の中にあることを書き続ける。

というたったこれだけのことです。

テーマを常に「今日の授業の内容」にします。そして、それを3分間で書き続けるわけです。数学などの問題演習型にはあまり向きませんが、たとえば英語なら、覚えた単語や例文、あるいは習った文法を使った例文をひとつでも多く書くとか、そういう作業には絶大な力を発揮します。

4分×6時間としても30分かかりません。実際には体育とか音楽とかもあるでしょうから、6時間分の復習がいるわけではないですよね。

というわけで、ぜひこの3分間作文の手法は覚えてください。

 

では、新たな高校生活が有意義なものになることをお祈りしています。